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インテグラ:最先端の電磁誘導方式

インテグラは最新の衝撃波技術を採用しており、正確で高度な画質、破砕効果に優れた構造をしています。装置は、X線透視装置、治療テーブル及び衝撃波発生装置が組み込まれた一体構造なので、治療前のセットアップに要する時間及び治療時間を大幅に削減できます。衝撃波は垂直に出力しますので、患者様のポジショニングも素早く、容易に行うことができます。また透視画像はインライン方式により、高画質なリアルタイム画像で位置確認を行うことができます。インテグラでは独自の位置決め法により、従来のようにX線装置を回転させることなく正確な位置合わせが可能となりました。また、コンソールの操作は容易で、高度な画像処理機能を備えており、装置の制御はすべてこのコンソールから行うことができます。 

患者様の背部から垂直方向に出力される衝撃波

現在の市場では、ほとんどの結石破砕装置の衝撃波は横から出力するタイプのものが使用されていますが、インテグラの衝撃波は横からではなく垂直に出力します。

患者様の背部から衝撃波が出力するメリットは下記の通りです。

A.衝撃波の発生源から結石までの距離が短いため(約40%短縮)、破砕効果が向上します。これは、体内を伝わる衝撃波の伝達距離が短いほど、エネルギーロスが少なくなるためです。

B. 腎への衝撃波伝達経路が主に筋肉になるため、衝撃波の伝達の妨げとなるガスを含む腸への通過を避けることができます。このことによりエネルギー効果が高まります。

C. 衝撃波伝達経路とX線が同軸(インライン)であるため、正確な衝撃波の経路を確認することができます。

インテグラの画像の優位性

インテグラには、リアルタイムX線透視装置機能が搭載されており、治療を止めることなくコンソールのモニター上で治療の状況を確認することができます。

"インライン"&"オンライン"(リアルタイム)X線画像

インテグラの"インライン"方式では、衝撃波の出力方向も垂直となっています。(患者様の背部からの出力)このようなインライン方式で治療を止めずにリアルタイム(オンライン)に画像を確認できるシステムは、今日ではインテグラのみとなっています。また、独自のEMG(Electro Magnetic Generator)により、インラインによる衝撃波経路を9インチの最大視野で確認することができ、治療中でもリアルタイムに結石の位置合わせ、確認を行うことができます。

INX System

従来の結石破砕装置では、最大視野で画像を確認したい場合は、治療を止めて煩雑な操作を使用しなければなりませんでした。しかし、インテグラでは独自のINX Systemを使用していますので、治療を止めることなく連続したX線画像を得ることができ、特別な操作をすることなく常に9インチ透視野で画像を確認できます。

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画像上のクリアなX線経路
インテグラはインラインとオンライン(リアルタイム)を可能にした最新の装置です。

Triangular Method

インテグラでは、業界初の水平2方向での垂直透視より位置決めを行う独自のTriangular Methodを採用しております。インテグラではX線透視装置をX軸方向に動かすだけで結石の高さ合わせを行うことができ、従来のようにX線透視装置を傾けて異なった角度から画像を取得する必要がありません。

ソフトウェア

インテグラには、今日の結石破砕装置分野で可能とされている様々なソフトウェア機能が搭載されています。

TEMテクノロジー-トランスデューサーエフィシェンシーモニタリング

今日の電磁誘導方式結石破砕装置の問題点として、衝撃波を生成するトランスデューサーの寿命が近づくと破砕効率が下がり、治療成績の低下を招くという点が挙げられます。TEMシステムは当社独自の機能で、トランスデューサーのエネルギー効率をリアルタイムに計算することができます。このシステムでは、最適なレベルのエネルギー生成の寿命が近づくと、トランスデューサーの交換を促す警告メッセージが表示されるようになっています。

これにより、従来のようにトランスデューサーが壊れてから交換するのではなく、それ以前に交換することで、臨床効果を保証し、常に最大レベルを保つことができるようになります。

インテグラは、TEMシステムによるトランスデューサーの交換込みで、100万発保証をしておりますので、交換に伴う追加の料金は一切かかりません。

画像処理及び制御

インテグラの画像処理及び制御ソフトウェア(IPCON)には、総合的な画像処理機能、患者/治療パラメータのデータベース及び画像、システム操作に必要なすべての制御が含まれています。

DICOM3

インテグラシステムは、院内ネットワークでPACSシステムと連携することができます。インテグラはDICOM3規格に対応しており、コンソールから院内PACSへアーカイブが可能で、X線や超音波等の画像・テキスト情報を保存及びプリントすることができ、またCD-ROM規格への媒体交換にも対応しています。

結石破砕の治療中に獲得された画像及び患者データは、院内PACSアーカイブステーション(病院サーバー)に保存またはプリンターでプリントすることができます。プリントはWindows APIを使用してIPCONから標準のプリンターまたはDICOM機能を使用してDICOMプリンターでプリントされます。

左右の結石治療

インテグラのリフレクターは治療テーブルの真ん中にありますので、結石が左右どちらにあっても患者様は治療テーブルの上で常に同じ体位で治療することができます。

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水平移動による位置決め
インテグラは三角関数によって導き出した計算方法により水平移動のみでの位置決めが可能な構造となっています。

構造 

インテグラの衝撃波発生源及びそれに垂直に取り付けられたX線透視装置は機械的に取り付けられた一体構造となっており、治療テーブルが動かない代わりに3軸方向に動いて操作できるようになっています。

インテグラは非常にコンパクトな可動型装置(装置本体=2x1m)で、衝撃波発生装置とX線装置が一体であるため、治療前に機械的な調整をする必要がありません。

インテグラは超小型装置で本体サイズは1m x 2mです。

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